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ニューワールドのグアスタビーノ

 アルゼンチンには素敵なワインがたくさんあって、栽培の歴史は16世紀にさかのぼる。安くて美味しいから、貧乏人のくせに酒好きの自分のようなものには嬉しいし、何より一本一本が個性的で楽しい。「安い・うまい・楽しい」となれば、ついつい量を超えて飲んでしまうのが人間というもので、おかげさまで今日も昨日も二日酔いだったりする。今日こそお酒を抜こうかと思ってもいる。休肝日万歳。

 ワインの世界では、昔からワインを作っている地域をオールド・ワールド(旧世界)といい、最近(といってもかなり昔も含むけれど)勃興してきた地域をニュー・ワールド(新世界)というらしい。たとえば元祖ヨーロッパはオールドワールドだし、オーストラリアなんかはニューワールドといった具合になる。じゃあアルゼンチンは16世紀以来の歴史があるからオールドワールドかというとそうではないらしい。世界に流通するようになったのは20世紀後半になってからのことだからだ。

 質より量が求められてきたアルゼンチンワインは、1970年代後期に転機を迎えた。量より質へと消費者の志向が変化した結果、多くの優秀な作り手によって上質のワインが作られるようになり、輸出が激増。ニューワールド「アルゼンチンのワイン」が世界に認められることとなったという。

 このような素晴らしいワインと同じく、アルゼンチンには作曲家も優れた人がいる。タンゴのアストル・ピアソラなど代表的だが、クラシック音楽にも、カルロス・グアスタビーノという作曲家がいる。そのグアスタビーノのギター・ソナタを今日、初めて聴いた。先日NHK-FMでやったものを、PCに予約録音しておいたものだ。

 一聴してはまってしまった。

 一言でいうと、ひどく単純な和声の上に、これまた単純だがとても美しいギターの旋律が乗っている。シンプルなのに深く引き込まれる作品。シンプル・イズ・ベストだ。

 しかしこのグアスタビーノ、こんなに素晴らしい曲を書くのに、一般にはほとんど知られていない。まるで一昔前までのアルゼンチンワインのようだ。もっともっと認知されるといいのに。

 良い音楽を聴いていたら、美味いお酒が飲みたくなってきた。今夜は何を飲もうかなあ・・・。
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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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