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赤坂達三氏(クラリネット)と鳥居達子氏(エレクトーン)によるコラボレーションコンサート | 長野市若里市民文化ホール

 地元の楽器店「ヒオキ楽器」が主催する「赤坂達三氏と鳥居達子(さとこ)氏によるコラボレーションコンサート」に出かけた。会場は長野市の若里市民文化ホールという、響きの良いホールだった。


赤坂達三と鳥居達子によるコラボコンサート


 クラリネットの演奏会もエレクトーンの演奏会も何度も聴いてきたが、両方がいっぺんにコラボするというのは初めてのことだ。曲目は以下の通り。フランスの近代を中心にした構成だ。

E.グリーグ:ホルベルク組曲
F.プーランク:クラリネット・ソナタ
C.ドビュッシー:クラリネットの為の第一狂詩曲

~ 休 憩 ~

D.ミヨー:スカラムーシュ
鳥居達子:Bird's-Eye View
鳥居達子:スマイルの主題によるファンタジー
鳥居達子:『薫風』(くんぷう)

 まず前半で最も良かったのは、F.プーランクのソナタ。通常、クラリネット・ソナタというのは、クラリネットとピアノで奏される。だからエレクトーンの伴奏でソナタというのはどういうことだろうと思っていたら、なんとピアノパートがオーケストレーションされていた。これは全く初めての経験である。彩り豊かに繰り広げられるソナタは、すでにソナタではなく、コンチェルト(協奏曲)のようで、これまで聴いてきたピアノ伴奏による透明感のある曲調とは違う、この曲の新たな魅力に触れることができた。赤坂達三さんのクラリネットは、強奏時にあっても滑らかなしなやかさを失わず、その音色の美しさは特に弱奏時や緩徐楽章において強烈な印象を残した。(多少気になったのは、何となくではあるが今日の赤坂氏、ご体調がすぐれなかったのではないか。音量やその他のいくつかの部分で、全開でないような印象をもったことも事実だ。)

 後半、とても印象に残ったのは、エレクトーン(ヤマハのステージア)をお弾きになった鳥居達子(とりい さとこ)さんのオリジナル曲「Bird's-Eye View」だ。伸びやかに歌われる旋律と爽やかなハーモニー、そしてリズム。軽妙にして爽快なひと時だった。素晴らしい曲だ。エレクトーンというと、まだまだ昔のボワンボワンした音色を想像する人も多いと思うが、最新のYAMAHAのエレクトーン(STAGEAやD-DECK)は、目をつぶると生音と聴き間違えるかと思うほどの素晴らしいサウンドだ。演奏性能も信じられないくらいに向上しており、最近はオペラの伴奏としても十分通用するなど、目覚ましい進化を遂げている。昔の記憶から「エレクトーンはちょっと・・・」という人は、ぜひ一度だまされたと思って最新のエレクトーンの音を聴いてください。度肝を抜かれることと思います。

 このコンサートは、来週の日曜日に、同じ長野県佐久市にある佐久勤労者福祉センターでも開かれる。来週ももう一度行ってしまおうか・・・思案中である。

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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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