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メンデルスゾーン ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調

 今年はハイドンの没後200年、メンデルスゾーンの生誕200年であるという。つまりハイドンが没した年にメンデルスゾーンが生まれているわけである。今日はメンデルスゾーンの資料がないかいろいろと探すうちに、オランダ公共放送協会のウェブサイトで珍しい録音を見つけた。"Concert voor viool, piano en strijkorkest”・・・日本語でいうなら「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」といったところだろうか。独奏のヴァイオリンとピアノによるドッペル・コンチェルト(二重協奏曲)であり、メンデルスゾーンが13歳から15歳にかけての2年間で作曲された一連の協奏曲の一つである。


メンデルスゾーン


 この曲の録音というのは珍しいはずだ。これは1999年12月19日に行われた演奏会のライブ録音で、ベルンハルト・クレー指揮、オランダ放送室内管弦楽団の演奏である。(・・・・・・肝心のソリストが誰なのか書いてないのだ。残念である。)

 典型的な3楽章構成のこの曲は、全体を通してヴァイオリンとピアノの掛け合いが愉しく、メンデルスゾーンならではの美しい旋律線を楽しむことができる。奇をてらう部分がまるでなく、それなのに一時も退屈させることなく進行する。演奏自体は決してベストとはいえないのに、これだけオーソドックスな書き方で飽きさせないというのは、決して独奏楽器が二つあるだけではあるまい。しかもこれだけの曲を10代前半で書いたというのだから恐れ入る。やはりメンデルスゾーンの天才性だろうか。

 残念なのは、時代考証を意識してなのか全体的にヴァイオリンのピッチが低く、またヴォルフガング・サヴァリッシュのもとで研鑽を積んだ指揮者の割にアンサンブルが悪いことだが、貴重な録音を残してくれたことに感謝である。


[試聴]
mms://media.omroep.nl/bobo01/1/media/avro/klassiek/zoc/zoc_991219.wma

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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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