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ロパルツ/バビロンの流れのほとりに

 フランスの作曲家セザール・フランクが、どこの国の作曲家なのかという問題について、前に柴田南雄さんの著書で読んだ記憶がある。元来ドイツ系の家系ではあるものの、生まれはベルギー。しかしながらコンセールヴァトワールを出てからずっと活躍したのはフランス。フランス音楽の中に、非常にドイツ的なしっかりした構築性のある音楽を書き、それを根付かせた。

 そのフランクに学んだのが、今日聴いているロパルツだ。Wikipediaによれば、1864年6月15日に生まれ、1955年11月22日に亡くなったフランスの作曲家。「ドビュッシーと同世代であるが、フランク=ダンディ楽派の伝統に従って、後期ロマン派音楽の伝統上で創作を続けた」・・・・・・のだという。色彩感ある響きはフランスだが、確かにフランクやその弟子ダンディのような、極めてドイツ的な音楽でもあり、また民族風(曲の解説を読むと、故郷がブルターニュ地方なのだそうで、ここはケルト系のブルトン人という民族の風俗が強く残る土地なのだそうだ。)でもある。フランス+ドイツ+ケルト。こうした国籍混淆の音楽が、この一派の醍醐味ともいえる。


ロパルツ バビロン川のほとりに


[試聴]
http://ml.naxos.jp/album/8.223774
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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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