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カゼッラ 交響曲第1番ロ短調Op.5

 10月も今日で終わり、今年もあと2ヶ月。今年はと言えば、フレデリック・ショパンとローベルト・シューマンの生誕200年という年でしたが、そろそろ来年は・・・と考え出したのが一週間ほど前。多分、1歳違いのフランツ・リストあたりが200年になるんだろうと思うけど、ロマン派以外で何かないかと探しているうちに、見つけました。

 ヴィヴァルディ生誕270年。

 かなり微妙・・・( ̄へ ̄;
 
 まあそんなわけであまり熱心ではなくヴィヴァルディ関連のウェブなどをパラパラと見ていると、そこにイタリアの作曲家カゼッラの文字が。というわけで、今日はカゼッラの曲のお話です。


Casella Sinfonia No1


 アルフレード・カゼッラは、1883年にトリノで生まれ、1947年にローマで没したイタリアの作曲家。イタリア人作曲家の場合、この1880年代というう生年は重要で、傾向としては、これまでのイタリアの作曲家=オペラの作曲家という従来のイメージを覆し、器楽作品をたくさん書いた。よく「La generazione dell'ottanta」とまとめられる同世代には、ローマ三部作などで知られるあのオットリーノ・レスピーギや、ピツェッティなどがいます。生まれは1975年生まれだが、フランコ・アルファーノといった人も入るようです。(*1)

 さてこのカゼッラの書いた曲、これまでほとんど聞いたことがなくて、今日聴いた交響曲第1番もはじめて。22歳の若さで書かれた曲とのことなんですけど、最初の交響曲で「ロ短調」だなんて。いえ、これは個人的なイメージの問題かもしれませんが、ロ短調というとどうしてもバッハのロ短調ミサの世界が出てくるんです。だからなんというか響きに苦しさとか困難とかといったイメージを感じることが多いので、それを22歳の若さで使ってしまうってスゴイ人だなあと思うんです。クラシック以外だってロ短調は、吉幾三さんの「雪国」でしょ、それに「天城越え」でしょ、なんだかみんな苦労してるじゃないですか。いえ、私一人が勝手に感じてるだけなんですけども(汗)。

 あ、すみません。カゼッラのハナシでした(汗)。いえ、ホントに初めてきいたんですけども、感想は

 こんないい曲なんで今まで知らなかったんだろう。

 クラシック音楽ですから、当然好みの問題もあるとは思います。でもこの3楽章から成る演奏時間45分程度の交響曲は、私にとっては全てがツボなんです。ど真ん中ストライクです。三球三振で三者凡退っていうくらい良い感じです。(※個人の主観が過分に入っております。)第1楽章の冒頭、静かな低弦が鳴りだした後、次第に激しく大きな音楽となっていきます。第2楽章は打って変わった美しさに心を奪われます。第3楽章の神秘的な冒頭が鳴りだしたところで部屋に入ってきた奥さんが、神秘的なサウンドを聴いて「映画?SF?」と目をキラキラさせてやってきたので、「20世紀の交響曲」と答えると、「ムチョー!!」と叫んで逃げていきました。でも途中で「あれ?無調じゃない?」とホッとして戻ってきました。その後に続く管弦楽によるコラールの豊かで美しいこと・・・まるでオルガンのようです。これ、ウィーン・フィルがやってくれたらどんなに天上の音楽になるでしょう。

 CDを探したところ、今日聴いたフランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮、ローマ交響楽団のものしか出ていないようです。今後、演奏・録音が盛んになり、多くの名演が生まれますように。


[第1楽章 - 前半]
http://www.youtube.com/watch?v=ivBnnP8DVpc
[第1楽章 - 後半]
http://www.youtube.com/watch?v=ASyLX4JYjnY
[第2楽章 - 前半]
http://www.youtube.com/watch?v=CpKj1KofnfY
[第2楽章 - 後半]
http://www.youtube.com/watch?v=N9RLJUoDQ4Y
[第3楽章 - 前半]
http://www.youtube.com/watch?v=6n19Cl1xx7U
[第3楽章 - 後半]
http://www.youtube.com/watch?v=5K1cPGuPGoE

(Cf)
*1:http://www.rodoni.ch/malipiero/milagenerazione80.html
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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

ペリツェウス・メルツバッハー病(PMD)

 うちの子。産まれてまもなくの耳のスクリーニング検査で要再検査となり、産院を退院してすぐに行った長野市の日赤病院でも反応がなく、眼振もひどくて目も不自由かもなんてお話になって眼科にもかかったり。。。そのうち発育が遅くて、ミルクをあんまり飲まないということで鼻腔栄養(鼻から胃までチューブを通して、点滴セットのようなものでミルクを注入するんです)が始まって。。。一方で耳は耳で長野日赤から紹介していただいた、信州大学附属病院(長野県松本市)の先生にもお世話になりながら、一体なんだろうなんだろうと思っているうちに、日赤の小児科の先生がどうもこれかもしれないとおっしゃるので、遺伝子検査を受けました。結果は、先生がお考えになった通りのもので、「ペリツェウス・メルツバッハー病」という全く聞き慣れない病気。男の子にしか発症しない遺伝病なのだそうです。とにかく最初はよくわからないことばかりで、今後どうなるんだろうかと不安な毎日でした。

 詳しい先生が神奈川県立こども医療センターという横浜市の病院にいらっしゃるとのことで、うちの子を連れていったのが今月のはじめ。そこでお二人の先生と、遺伝カウンセラーの先生から、とても詳しくお話を聞くことができて、やっと全体像が分かったところです。

 性別を決めるX染色体上に、本来一個しか存在しないはずのPLP1遺伝子という遺伝子が、2個存在(重複)してしまったことによって起きる病気なのだそうです。(他にもいくつかの原因がありますが、うちの子はこの「重複」が原因とのこと。)脳の発達がうんと遅れる病気で、症状としては身体障害、知的障害、言語障害など。これからはこの病気と付き合っていくのだということがわかりました。


 でもうちの子を見ていると、とにかくかわいいのです。そりゃ夜中に大泣きされたときなど、いい加減寝せてよ!と思うこともありますけど(笑)。


 かわいいんだから、いいじゃないかと近頃思えるようになりました。

ご心配をおかけしました

 ご無沙汰しております。管理人のたこです。ブロ友の皆さまからご心配をいただき、ありがとうございました。またご心配おかけし申し訳ございません。

 今振り返ればあの異様な忙しさはなんだったのか・・・といった感じなのですが、ネットをする時間もなく、またする気力もなく、ただ家と職場と病院を往復していただけのような半年間。とくにこの2ヶ月がひどかったように思います。

 少し落ち着きましたので、ボツボツとマイペースにブログも復帰しようと思っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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