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ひな祭りとクラシック 滝廉太郎のメヌエット

 ひな祭りに相応しい曲などないものかとごそごそと探しているうちに、そうだ、少し前にピティナのホームページから落としたMP3があったなと思い、引っ張り出してきた。滝廉太郎の「メヌエット」。日本で初めて書かれたピアノ曲だ。
 日本風の主題が提示され、荒削りだが味わい深い響きの曲。ペンタトニックとダイアトニックが交差する転調の移ろいがとても綺麗で、そして人間味がある。

 滝廉太郎は、1879年に東京で生まれた。元号では、明治12年。15歳で今の東京藝術大学(当時の東京音楽学校)に入学し、その後、1901年に、ヨーロッパを代表するライプツィヒ王立音楽院に留学する。留学の直後、結核を患い、わずか1年で帰国。その後、療養生活を送るが23歳の若さでなくなった。この曲は、留学の一年前、1900年に作曲されたものだ。

 滝廉太郎にはもう一曲、遺されたピアノ曲がある。死の4ヶ月前、人生最期の曲となった「憾(ウラミ)」だ。滝廉太郎さんが、あと数年でもヨーロッパの教育を受け、あと数年でも作曲活動をなさっていたら、どんな曲が生まれたのだろうと思わずにいられない。

 メヌエットはピティナのホームページで今も聴くことができる。
http://www.piano.or.jp/report/pmj/060727.html

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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