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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」作品95

 カラヤンをほめるとバカにされることがたまにある。

 ・・・とても困る。

 クラシック音楽に本当の意味でハマったのは、カラヤンだった。その前の年に、初めて興味をもったのが、シベリウスの交響詩「フィンランディア」で、確か指揮はリッカルド・シャイーだったと思う。それから来る日も来る日もフィンランディアを聴いたのだが、別に曲が好きだからとか、そういうわけではない。何しろこれ一枚しかないのだ。聴くしかなかった。だが毎日毎日そればかり聞いていると、さすがに飽きてくる。別の曲も聴いてみたいと思うのが人情というもので、クラシックの入門に適した曲はないものかと、近くのクラシック好きの人に聞いてみた。答えは「とりあえず『新世界』でも聴いとけ。」だった。

 翌年正月明け早々に、駅前のお店へ出かけた。家には同じ曲のLPレコードがあったが、楽しみが半減してしまうような気がしてあえて聴かないことにしていた。こうして人生で初めて購入したのがドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。グラモフォンから出ていたヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏だった。

 のっけから音楽に吸い込まれてしまったのを覚えている。こんなに楽しい曲はない。最も有名なのは第4楽章と第2楽章だが、全ての楽章がそれぞれ個性的で、心ときめく旋律が次から次へと現れる。冒頭の弦楽器の繊細な音色、続く管楽器の色彩。そして何よりカラヤンとベルリン・フィルとによる圧倒的な美しさと正確さ。クラシック音楽と自分との、とても幸せな初対面だった。

 実は今日、エレクトーン用に編曲された第4楽章を聴く機会があり、久しぶりに思い出のCDを出してみた。こうして聴いていると、改めて感動的な音楽であるということが分かる。

 ケルテスやクーベリックのような味はなくても、やっぱりカラヤンは偉大なのだ。

[試聴]カラヤン指揮が見つからなかったので
http://ml.naxos.jp/?a=8.550271

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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