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ブリテン シンプル・シンフォニー

 ブリテンはイギリスの作曲家で・・・と昨日も書いたんですけど、本当にいろんな曲を書いています。今日聴いたのは、初期の作品から「シンプル・シンフォニー」。シンプル(単純な)というタイトルの通り、弦楽オーケストラという簡素な編成による、楽しい曲です。特に楽章ごとに明確な性格が与えられており、それぞれのタイトルは以下の通りとなっています。

第1楽章 騒々しいブーレ
 ブーレは17世紀フランスの地方の速いテンポの2拍子の舞曲。各楽器の掛け合いが楽しいです。

第2楽章 遊び好きのピチカート
 全パートがピツィカート(弓ではなく指で弦をはじく奏法)で演奏されます。こうやって聴くと、弦楽器ってギターに似ているなあと思います。ちなみに弓でひくときは、駒の近く(コマからちょっとだけ離れたところ)をこするんですけど、ピツィカートの時は、黒い指板(しばん)の上の駒寄りのところををはじきます。駒の近くをはじいちゃうと、ピンピンした音というか、いい音がでないんです。

第3楽章 感傷的なサラバンド
 サラバンドは、3拍子による荘重な舞曲。前の楽章とは打って変わって、弓を使った弦楽器。ピツィカートに対して弓を使って弾くことをアルコといいますが、同じアルコでもリズミカルな第1楽章とも違った、しっとりとした曲です。中間部の旋律の美しさは白眉です。ちなみに弓のこする部分は、遠くから見ると一枚の白いプレートのように見えますが、実は馬の尻尾の毛を何十本と束ねたものをピーンと張ってできてます。ただ馬の毛もそのままではサラサラヘアで、弦の上をすべってしまうだけですので、弾く前にベタベタ成分を塗りつけます。これが松脂(まつやに)です。サラサラヘアからベタベタヘアになることで、初めて摩擦が生まれて弦が振動するわけです。ちなみにこの弓。水道の蛇口と一緒で弓の一番端っこ(付け根)を時計回りに回すとどんどんピーンと張っていきます。逆に反時計回りにすると緩んでいきます。使うときだけ張って、しまうときは緩めておかないと、毛が引っ張られ続けてすぐに伸びすぎてしまいます。

第4楽章 浮かれ気分の終曲
 「コン・フォーコ(火のように)」と指示される終曲は、エキゾチックな雰囲気漂う曲。この楽章が一番弾いていて楽しいです。


[試聴]
http://www.youtube.com/watch?v=nBFGUejVNU0
http://www.youtube.com/watch?v=Wc1_8sbXfBI
http://www.youtube.com/watch?v=yzyCPvw2gL4

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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